2014年11月23日

「GROUNDLESS」単行本化と影待蛍太さんという漫画家。

DSC_2229.jpg


無料版は本家HP、有料からは「パブー」で読んでたWEBコミックの「GROUNDLESS」が単行本化されていた。
やはり紙の本のほうが読みやすい。
話は何もかもを失った武器商人の未亡人が狙撃手としての生き方を選んだって話なんだけど、細かいこと抜きでとても面白い。
舞台は島国アストリア、人種差別、主権国と属国、伝染病「腸腐れ」、市民解放軍、島軍、各町の自警団、複雑すぎる事情のなかで登場人物が「いろいろな事情」をもって生きてる、その人物描写だけでも僕はおなか一杯になる。

作者の影待蛍太さんを知ったのには5,6年くらい前にみた2ちゃんのWEB漫画まとめで、そこの読み切りが病気退職してしばらく呆けてたときの気持ちとシンクロするところもあったんだけど、深くのめりこんでしまったんですね。
ホームページ:http://www.coldturbine.com/
無料漫画:http://www.coldturbine.com/manga_free.html

GROUNDLESSもそうなんだけど、影待蛍太という作家の描く「周囲との距離の取り方が下手な人間」とその「周囲」の感覚が、僕だけかもしれませんが、リアリティがあるんです。
特に眼が猫と同じで、猫と同じく夜行性で差別の対象になってる主人公を描いた「猫眼」、主人公と会社同僚の本音が交錯して実はすれ違っていたときの居心地の悪さは秀逸だと思った。
ネガな人間の気持ちの微細な部分を描くのがうまいな、と思ったのですよ。
猫眼:http://www.coldturbine.com/nekome01.html

P.S.GROUNDLESSは最初の方と最新話だけ無料でもみられます。
http://www.coldturbine.com/manga_ppv.html
posted by B.cos at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック